魔法剣乱れ打ち【マネジメントと営業ノウハウ】

マネージャーや営業マンのスキルアップ

*

2018年に刺激を頂いたおすすめビジネス本

   

『屍人荘の殺人』	今村昌弘

今年も残すところあと3日!!本年もたいへん変化の激しい1年でむちゃくちゃ楽しかったです。神様ありがとうございます。

2018年に購読させていただいた書籍で、本棚に残ったものをメモメモします。ちなみに必ずしも2018年の新作なわけではなく、自分が2018年に読んで心に響いたやーつです。

潜在能力を最高に引き出す法: ビッグ・ポテンシャル 人を成功させ、自分の利益も最大にする5つの種・限定ポテンシャルと最大ポテンシャル。
・最大ポテンシャルは他社との好循環によって得られる
・互いの成長に手を貸すと全員が勝者となり得る
・朝ネガティブなニュースを見た人は丸一日影響する
・会話もポジティブからはじめるべき
潜在能力を開花させるためには5つの要素「SEEDS」が必要。「囲む/surround」「広げる/expand」「高める/enpand」「守る/defend」「維持する/sustain」の5つのアプローチが大切。
囲むはポジティブな影響をあたえるひとのなかに身を置くこと。拡げるは他の人を助けること。高めるは賞賛の光を浴び行為を自他ともに認めることで昇華すること。守るはネガティブな世界から身と心を護る術を身に着ける。維持するは好循環に絶妙に灯油を注ぎ続ける仕組みや指示があること。
成人発達理論による能力の成長 ダイナミックスキル理論の実践的活用法・さまざまな能力がネットワーク上でむすびつくことで能力が開花
・成長の根源は「持論形成力」
・何故じぶんの能力が高まらないか?の理由は明白で「知識の圧倒的な欠落と、言語化の鍛錬不足」。成長したいと言ってる口ばかりのひとの100%に当てはまる
2018年の、成長に迫る書籍シリーズで面白かったのは『潜在能力を最高に引き出す方法』と『成人発達理論による能力の成長』です。
もともとダイナミックスキル理論(わたしたちの能力がどのようなプロセスとメカニズムで成長していくのか)の学術的見地に興味があって購入。
能力は、多様な要因が融合することによって高まり、動的な動きのなかで高まる。これはダイナミックネットワーク理論と言われていて、さまざまな能力が結びつくことで能力が開花し、成長が実現するという理論です。
例えば、長所を伸ばした後はサブ長所も活かすと、要因の融合につながる=能力開発につながります。サブ能力の特定を行ってそれも伸ばすための試みも大事ということ。
そんな小難しい内容はおいといて、一番刺さったのは『持論形成能力』。イチローは「自分がなぜ打てたのかをすべて自分の言葉で説明することができる」と言ってますし、大谷翔平のマンダラートや中村俊輔のサッカーノートなど、一流は絶対に持論を常に持ち、持論を磨きつづけてます。持論を持つひと、持論を形成できる人は、成長がはやいという話。

死ぬこと以外かすり傷
・速度は熱量を生む、熱量はクオリティを生む。
・量は質を生む、質は人材を育てる。
どうせタイトル通りの内容なんでしょ?と思いつつ手に取ってみたら、今年一番の傑作でした。
大量行動する、迅速行動するという当たり前の話だけど、歳とると忘れがちなことを再度刻み込んでくれた大作。

ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則
・勝負はタイミングを見極める。
ビジネス本から離れようとおもって投資とMA、金融系を攻め続けた2018年。
200冊くらい読んで、けっきょくバフェットさんの本だけが手元に残りました。原理原則が書いてあって、頭にはいりやすい。これで僕も億万長者。

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
・組織は進化させることが出来る。圧倒的なバズワードだったので、マネジメントに興味ある人なら読んだはず。
超絶うさんくさい横文字組織論なうえに、ティールで成功した会社は超少ないので最初はガン無視してましたが、そもそもティールの意味する「進化」の意味を、とある会社のお偉いさんに教えてもらって、見方が変わりました。
会社や事業、人の「進化」には日々向き合っているつもりでしたが、意外と『組織の進化』に向き合ったことはなかった。2018年を組織進化について深く考えさせてもらえた有難い本。
サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福・サバンナの負け犬だったわれわれサピエンスが今の繁栄を築いたのは妄想力のおかげ。
だいたい全史っていうのは、歴史を軸に話を展開するんですが、生物学も軽妙に織り交ざっていて読んでて飽きない名著。
我々人類とその他生物の違い、なぜ人類はこうも発展してきたかというトークができるようになります。つまり頭が良いっぽい人になれます。
破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)債務超過寸前債務超過寸前債務超過寸前。
何故かスルーしてましたが、信頼する方からすすめられて購読し、3回くらい泣きました。
ぼく、これ系の本ではサイバーエージェント藤田さんの『渋谷ではたらく社長の告白』ゴリ押しなんですけど、「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」という意味でそれに迫ってくるものがありました。99%は辛いことしか書いてない、読んでて心臓がキューってなります。
アマゾンのすごいルール・善意は働かない、働くのは仕組み。仕組みという土台のうえで、人は善意を発揮し続けられる。
・困っている仲間がいたら、腕まくりをして助けよう
本屋にいけばamazonの研究本やイノベーションについて書かれた本ばかりになってきて飽き飽きしていたそんな頃、最後の一冊として買ったらめちゃ良かった本。
経営やマネジメントという観点では、amazon関連で自分のなかのナンバーワン書籍。大所帯の企業を動かすには、ルールが大事。そのルールについて誰でも理解できる文体で書いてくれているので、多くの組織で再現できそう。理念や採用についても触れているので、「人」関連に興味があれば是非読んでもらいたい一冊です。

ぼくらの仮説が世界をつくる・自分の常識と感情を疑う
・情報のほうが間違っていると疑う
・100%の自信をもった小人を脳内に増やしていく
・世の中のすべてのプロダクトが、サービスに変わってきている
メガヒット編集者であり、コミュニティの賢威である佐渡島さんの本。宇宙兄弟やドラゴン桜の編集者さんなので漫画好きに楽しめるはず。
何が変わるか、何が変わらないかへの鋭い考察と、コミュニティという概念の本質を考えさせられました。

稲盛和夫 魂の言葉108・人格というものは「性格+哲学」という式で表せる
利他の精神や宇宙の法則(人生は心につよく願ったことが現象となって表れてくる=人生はおもったようになる)など、いままでボンヤリ覚えていた内容を再確認。
超名作『生き方』『京セラフィロソフィ』など、過去書籍でも紹介されている名言がまとめられている…だけではなく、きちんと全ての言葉に内容を添えてくれているので、稲盛さん大好き一族でもそうでなくでも楽しめます。ただし、視点がひくいひとが見ると全然わからん内容ばかりではありまっす。
 すべての組織は変えられる (PHPビジネス新書)・人間は限定合理的な生き物である
・相互不信をまず解く必要がある
・陰口や悪口がなくなるだけで組織は激変する
組織学の権威、リンモチ麻野さんの名著を改めて。人の行動を変えるのであれば、勘定よりも感情を優先すべきときがある。とくに相互不信の状態は過去の慣性に引っ張られているだけなことがほとんどなので、まず語り合わせて解凍させるべき。そして感謝と謝罪、相談と報告ができるようになれば、人の行動は変わっていく。苦手なやつほど飲みに誘えとはよく言ったものです。
また、課題だけではなく期待を伝えること、意義や未来の伝え方など、リーダーにとっての金言もたくさんありまうす。
モチベーションエンジニアリング経営―人材流動化時代の新たな経営手法・人が帰属するときに感じる4つの意味報酬
・6つのデ・モチベーター
識学がバブってるいまだからこそモチベーション理論を。学術書っぽくなってしまっているのでとっつきにいくいですが、4つの意味報酬と6つのモチベ下げ要因を明確化できる名作。
人が帰属するのは4つのPに集約することができて、『理念(Philosophy)…組織が達大事にしている「理念」「意識」「考え方」「目的」』『仕事(profession)…組織が行っている「活動」。仕事そのものだけでなく行動方針や流儀なども含む』『特権(Privilege)…組織に属することで得られる「特別な権益」。名誉やステータス』『人材(People)…組織にいる「仲間」。価値観や考え方が近い仲間や魅力的・尊敬できる存在がいること』このいずれか、もしくは組み合わせを選び組織集約を図ることが生産性につながる。

 - おすすめ本