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歴史を学ぶ意義と意味【おすすめ本】

      2015/03/03

 

歴史を学ぶ意義と意味

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉をご存じですか。

愚か者は、過去の栄光や取るに足らない経験を頼りにするが、賢者は、先人の知恵を借り、考え行動する。意訳はこんな感じ。

歴史を学ぶおすすめ本【初心者向け】

竜馬がゆく

司馬遼太郎

全巻読破時間   あっという間 ★★★★☆ 大変
読みやすさ    簡単     ★☆☆☆☆ 難しい
みんな知っている度       ★★★★★
時代              日本 幕末維新

名だたる経営者が読んでいる為、一応、読んどいた方が良い歴史小説グランプリ第1位※独断によるランキング

小説を、読み慣れてない方は1~2巻は退屈に感じるかもしれないが、3巻から急に、引き込まれるはずなので、こらえて読み続けて欲しい。

この時代は、若年層にも人気のある人物たちが多く登場する。坂本竜馬をはじめとして、勝海舟、西郷隆盛、大久保利通、高杉晋作、桂小五郎、久坂玄瑞、陸奥陽之助、後藤象二郎、岩崎弥太郎、岡田以蔵新撰組(近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一)などなど

多くの映画や、漫画で活躍している人物が活躍している。

蒼天航路

王 欣太、 李 學仁

全巻読破時間   あっという間 ★★★★☆ 大変
読みやすさ    簡単     ★☆☆☆☆ 難しい
曹操はマジで凄い度       ★★★★★
時代              中国の後漢末期~三国時代

漫画。史実と異なる描写ととれるものが、多くある。ただ、史実と合っているかどうかは、後から修正すればよく、歴史に興味を持ってもらえれば、問題ない。

漫画には珍しく曹操を主人公に据えている。※おおよそ、劉備が主人公に据えられるケースが多い。

三国時代の大枠の流れを掴むには、非常に適している。

海賊とよばれた男

百田 尚樹

全巻読破時間   あっという間 ★★★★☆ 大変
読みやすさ    簡単     ★★★☆☆ 難しい
国岡鐵造に惚れる度       ★★★★★
時代              明治時代

大志と漢気。出光の歴史を、史実に沿って描いている。

登場人物が多く、ストーリーも長く、さらにでてくる国も多いため、歴史小説初心者には、なかなか難度の高い書籍ではあるが、2013年度の作品では、随一読んでほしいと思える作品である。

1代で企業を大きくするための必要精神力、払う犠牲、闘うべき相手、グローバル企業になるための歩みなど、勉強になる部分が多い。

永遠のゼロ

百田 尚樹

全巻読破時間   あっという間 ★☆☆☆☆ 大変
読みやすさ    簡単     ★☆☆☆☆ 難しい
映画も素晴らしかった度     ★★★★★
時代              第二次世界大戦

映画にもなったので、ご存じの方も多いであろう作品。

日本人であるならば、是非知っておいてほしいこの時代

信念をもつということ、生きるということ、そういった尊さを、改めて考えることになる。

三国志

吉川 英治

全巻読破時間   あっという間 ★★★★★ 大変
読みやすさ    簡単     ★★☆☆☆ 難しい
大胆アレンジ度         ★★★★★
時代              三国志

後の日本での、三国志関連作品へ、多くの影響を及ぼした、吉川英治の三国志。

全10巻での構成となっており、1巻毎に、しっかり、歴史を切り分けられているので、部分的に読んでも問題ないストーリーに仕上げられている。

映画レッドクリフや、なんとなく学校で学んだ人物が所せましと登場するため、飽きずに読み進めることができる。

三国志演義・水滸伝・西遊記・金瓶梅、加えて封神演義の5つが、中国の5大小説(私の主観による)であり、どれか一つは、常識として読んでみて欲しいと思うが、そのなかでも、三国志は知名度が圧倒的なため、是非一読してほしい。

バガボンド

井上雄彦

全巻読破時間   あっという間 ★☆☆☆☆ 大変
読みやすさ    簡単     ★☆☆☆☆ 難しい
井上先生愛してる        ★★★★★
時代              戦国末期から江戸時代の転換期

スラムダンク、リアルを描く、井上雄彦先生の描く宮本武蔵の話。

吉川英治の小説『宮本武蔵』が原作で、NHKでドラマ化もされている。

絵が上手すぎることも、勧めたい理由の一つではあるが、描かれる武蔵の、精神の葛藤が秀逸であり、考えさせられることが多い。

特に「最強とは何か?」という自分への問いが、ほぼ全巻でのテーマになっており、ある種哲学を学ぶような感覚でも読み解くことができる。

無論、面白い漫画として読むだけでも至高の作品だ。ちなみにバガボンドは、英語で『放浪者』という意味である。

楠木正成

北方 謙三

全巻読破時間   あっという間 ★★☆☆☆ 大変
読みやすさ    簡単     ★☆☆☆☆ 難しい
個人的に好き過ぎ度       ★★★★★★★★★★★★★
時代              鎌倉時代末期から南北朝時代

楠木正成は、建武の新政の立役者として足利尊氏らと共に活躍し、尊氏の裏切りにあり、湊川の戦いで尊氏の軍に破れて自害した人物である。

馴染みのない方には、マニアックな武将だが、私は、日本で初めて、ビジネスで経済力を蓄え、戦以外の知略を用いて、世に名を広めた人物として捉え、尊敬している。

あまりにも好きなため、彼の半生を伝えておきたい。

楠木一族は、もともと知られぬ地方豪族であったが、民衆を大切にし、地元特産の水銀を効率的に回収するシステムを編み出し、その商いをすることで、経済力を蓄え、力をつけた新興一族である。

河内地方の商業や、輸送の利権をめぐって、これを独占しようとする幕府側とは、対立関係にあった。

このころ鎌倉時代末期、幕府は民に、恩賞を与えることがなくなり、権威が失墜、さらに時の執権であった北条高時は、民衆に重税を課し、荒れた世になっていた。

当然のことながら、そんな幕府打倒を目指すものが現れ、中心になったのが京都で挙兵した、後醍醐天皇である。

しかし、強力かつ大勢の軍事力を持つ幕府にたてつくものは少ない状況であり、駆けつける武将は、わずかであった。そのわずかな武将の一人が、楠木正成そのひとである。

楠木正成は、ゲリラ戦法や、正攻法とは真逆の戦い方をする、知謀を尽くし、策略をめぐらすタイプの武将として、後醍醐天皇に貢献する。

「良将は戦わずして勝つ」を信条に、幕府最強の部隊が差し向けられた戦いにおいて、正成軍は、一人の戦死者を出すこともなく勝利するなど後の有名武将たちに、一歩も引けをとらない戦いを、この時代に唯一行えた人物である。

「智・仁・勇の三徳を備え、命をかけて善道を守るは古より今に至るまで正成ほどの者は未だいない」そう言われる正成の武勇を、是非、ご覧いただきたい。

 

ここまで紹介した読み物で、興味を持ってもらえたのなら、『逆説の日本史』など、史実を研究する本を読むといいッス。

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