魔法剣乱れ打ち【マネジメントと営業ノウハウ】

マネージャーや営業マンのスキルアップ

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【社長が話す本当にあった怖い話!】失敗から学ぶためのおすすめ本5つ

   

朽木さん素敵だな~

ちょいちょい仕事に行き詰ったり、「おおう、ちょっとタスクありすぎなんじゃない?」と思った時、僕は本を読みます。

サイバーエージェント藤田晋社長の『渋谷で働く社長の告白』『起業家』あたりは、は何度も何度も読み直しています。

偉大な経営者の本を見ることで、「ああ、おれまだ全然頑張ってないや、もうちょいイケる」と思いなおしたりします。どんだけ死ぬ気でやっても、死にはしないことを改めて心に刻むわけです。

そして一方で、心と身体に余裕が出来た場合は、自分への戒めとして怖い怖いお話を読むのです。

失敗から学ぶためのおすすめ本5つ

私、社長ではなくなりました。

なぜ会社を作ったのか、なぜこんなにもむちゃくちゃな経営をしたのか、そして、なぜ破綻させなくてはならなかったのか。

僕の中で、圧倒的に記憶に刻まれているのが、この本「私、社長ではなくなりました。」です。

僕は新卒で、採用コンサル系のお仕事をやっていたのですが、その業界で圧倒的に成長していたのが、この本を執筆された元社長の安田佳生さん率いるワイキューブ。その企業成長率は、ほんとにすごいものがありまして。社内にワインセラーやバーがあったり、セレクトショップをつくったりと、とにかく派手だったのも話題になってました。

ダメ押しで、現役時代に安田さんが書いた「千円札は拾うな。」が大HIT。まさに人材系ベンチャー企業の中心にいるような企業でしたが、その実態は売上高が20億円の時に、福利厚生と人件費だけで20億円、当然お金はないので、運用資金は、ずっと銀行からの借り入れで賄っていたと。

正直な口調で、ワイキューブの栄枯盛衰が書かれていて、引き込まれます。

笑っちゃうような章も多いですが、そもそも20年以上も経営を続けていた時点で、めっちゃ凄い会社だよな~とか思っている自分がいます。むしろこれで成功してたら、みんなそのやり方を賞賛していたはず。勝てば官軍負ければ賊軍、こわいこわい。

社長失格

大手証券会社や銀行などから融資の申し出が殺到し、米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長までが面会を求めてきたという”栄光”から、わずか2年足らずの間での転落劇

恐らく、日本での失敗談シリーズで、最も有名かつ売れている本。

とにもかくにも生々しいお話がたくさんあって、読み物としても一級品です。栄光への架け橋を一気に渡っていくようなストーリーなんですが、後半の加速して転落していく様子に、背筋がゾッとします。特に、倒産の危機にある社内の混乱は、読み手まで息苦しくなるくらいです。

急成長している企業でかならず起きてしまうデメリットは、それまでの良さが弱まり、風土が悪くなっていくこと。「メッセージが急速に薄まっている」ことを素直に認められるかどうかが大切!ということが、読んでいてよくわかりました。

そして、「今までの良かったことを、どうすれば伝わるかということを考える」….というのは諦めた方が良い。
せっかく組織が大きくなっているのだから、前例にとらわれない文化を、なるべく早くに作らなければいけない。組織規模や、会社の目指す方向に合わせて、何もかも変化させる必要がある。大変だ!

30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由

パーティの音楽が、いつか止むことは分かっている。そして止んだ瞬間に踊っている者に待ち受ける運命も。しかし、音楽が鳴っている間は、我々はただ踊るしかないのだ。

不動産業に就職⇒独立⇒史上最年少での上場⇒会社の売上370億、利益24億⇒リーマンショック⇒負債総額191億円民事再生⇒400億円の借金。

うまくいっているときは、さんざん持ち上げられ、ひとたび事業が後退していくと、幹部や社員に次々と離脱され、周囲からは嘲笑とあざけりをうけ、個人的にもとんでもない借金を負う様子は、他人事とは思えません。

しかし、やっぱりこういう超成長企業で勤めていた方々は、四方八方で活躍をされているようで、

  • 株式会社S-fit『ヘヤギメ』を運営する、元専務取締役・紫原友規さんを筆頭に、
  • 株式会社ヴェリタス・インベストメント代表取締役 川田秀樹
  • 株式会社ファイブノット 代表取締役 湯藤善行
  • 株式会社メイクス代表取締役 仲村周作
  • 株式会社Progress management(プログレスマネジメント)代表取締役 照山公一
  • 株式会社トラストアドバイザーズ(仲介店舗 ZEAL五反田店、高田馬場店)取締役 宮村幸一
  • 株式会社ギブコム(仲介店舗 東京G-ROOM渋谷店) 代表取締役 窪島健悟

す、すごい。

杉本さん自身も、32歳の時に、再起動されてまして、社員数4名から5年で300名企業の会社にされたとのことで(アレ、どこかでの会社で聞いたやつや)、尊敬しまくりんぐ。

IT社長大失脚―天国と地獄をみた男の告白

究極のノンフィクション作品

これまでオススメしたような市場動向での外部的要因による転落や、投資過多経営による失敗談ではなく、詐欺師集団によって意図的に破滅させられたお話。

超一流の詐欺師集団の策謀や、その効果による社長と企業の追いこまれ方が、有名小説のように読む気を誘ってきます。

どんなに大丈夫だと思っていても、やっぱり一流の知能犯罪者には敵わないな、、、と思い知らされます。

あまりにも壮絶な大どんでん返しもあり、読み終わると空虚な気持ちになります。用心せねば。

追われ者―こうしてボクは上場企業社長の座を追い落とされた

ビジネスで競争することはサッカーと同じで、同じルールでプレーしていると思っていた。でも、機関銃でプレーヤーを殺すような相手もビジネスの世界ではピッチに立ってしまう

こわっ。本当なの?どうなの?と色々疑りたくなる本。全部本当であれば、怖すぎる。

回線事業で名を馳せた元クレイフィッシュ社長の松島庸さんが、史上最年少で会社上場させ、「社内クーデターによって」社長の座を追われるまでの顛末と反省を書きつづったビジネス書。

正直、「おいおい、そこはもっと調べとこうよ!」というシーンが多いですが、まさに機関銃搭載プレーヤーが跋扈する業界の中で、いちいちチェックを行う行為はスピードを落とすことにつながり、それすなわち死に直結することだったんだろうとも思います。

裏切り、妬み、嫉み、人間とは業の深い生き物。

 

これら全ての本で共通しているのは、企業が成長していく中で、意図せずともプロセスが歪んでいくこと。その辺はきっとどうしようもなく、状況に愚直に対応するしかないんだな~と感じています。

「騙されないように用心すること」「自力でキャッシュ稼ぐこと」「強い幹部メンバーを育てる事」この3つが、大切なポイントっぽい。

 - おすすめ本