魔法剣乱れ打ち【マネジメントと営業ノウハウ】

マネージャーや営業マンのスキルアップ

*

オバマ大統領の就任演説から学ぶ【伝える力】

      2016/10/24

アメリカ合衆国第44代大統領のバラク・オバマ氏。アフリカ系史上3人目の上院議員であり、初の大統領候補、そして初のアメリカ合衆国大統領です。

オバマ大統領といえば、人々の心をつかむ演説で有名ですが、ある技術を用いることにより誰でも伝える力は上がります。

今回は、就任演説で実際に使った文面を例にし、伝える力が上がる方法をご紹介いたします。

大切なことは「内容」よりも「形式」

「内容」の質は確かに大切ですが、同じような文面でも「形式」が異なると、驚くほど伝わり方が変わります。運動会の文例を見てみましょう。

  • A.赤組は1位。白組は2位です。
  • B.赤組は1位。でも、白組は2位です。

Aは順位を伝えているだけですが、Bは全く違います。Bの文例は、明らかに比較している印象を受けます。

楽しいはずの運動会で、Bのようなことを言われたら怒られてしまいますよね。

AとBは同じ内容なのに、なぜ受け取る側の印象は違うのでしょうか。それは・・・「でも」を間に入れたからです。この形式的な言葉が、対比関係を与えたわけです。

「内容」よりも「形式」が大切なのは、形式を少し変えるだけで、印象が大きく変わります。

オバマ大統領のスピーチ

次の文例は、オバマ氏の大統領就任演説の冒頭に近い部分からの引用です。

  • A.この日、我々は、恐れ争いではなく、希望と調和を選んだため、ここに集まった。
  • B.この日、我々は、恐れではなく希望を、争いではなく調和を選んだため、ここに集まった。

Bの文例がオバマ大統領のセリフであり、「ではなく」の形式を効果的に使った語りかけです。

オバマ大統領の演説には、このような技術が多く用いられています。

だからこそ、多くの共感を呼んだのです。

人になにかを伝える時、内容がある程度決まったら、話しをする際の「形式」も考えてみましょう。

伝える力についての参考記事

 - 営業