魔法剣乱れ打ち【マネジメントと営業ノウハウ】

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論理的思考トレーニングその2

      2014/08/16

即答できないと変な顔になるよ

 

以前、論理的思考を養うトレーニングという記事を書いて、
「どうやったら、人の質問に対して、即対応できるようになるのか」
というような質問を頂いた。

それこそ、多くの問題に直面し、それを自力で考え、解決してきた場数こそが、
その即答力を生み、イコール論理的思考ができていることになる。

しかしながら、単純に場数を踏むだけではなく、
方程式やスキームなどを知っていると、
より、答えが迅速にだせるようになるかもしれない。

フェルミ推定というのは、ご存知だろうか。

フェルミ推定

実際に調査することが難しいようなとらえどころのない量を、
いくつかの手掛かりを元に論理的に推察すること。

フェルミ推定は、
コンサルティング会社や、外資系企業などの面接試験で用いられ、
欧米では学校教育で、
科学的な思考力を養成するために用いられる。

 

フェルミ推定してみよう

日本全国に電柱は何本あるか?

さて、実際にフェルミ推定してみよう。

①アプローチ設定

単位面積当たりの本数を市街地と、
郊外(山間部も含めた市街地以外すべて)に分けて総本数を算出する

②モデル分解

住宅の密集する市街地と、
山問部を含む郊外では電柱の密度が大きく違う。
各エリアの「単位面積当たりの本数」と、
各々の「総面積」がわかればそれらの積により総本数が算出できる。

③計算実行

「単位面積当たりの本数」
市街地の代表的な電柱配置を「50m四方に1本」、
郊外を「200m四方に1本」と二つの代表値にモデル化する。
次に必要なのは各々の総面積である。

これをさらに分解すると、(日本の総面積)×(各々の占有率)となる。
まず日本の総面積は約38万平方キロメートルである。
さらに市街地と郊外の面積比について、
ここでは三割程度が市街地と
想定(一般に「日本の国上の四分の3が山間部」と言われている)する。

これらの数値をもとに総本数を計算すると、計3000万本と算出できる。

 

市街地の本数=
日本の総面積×市街地率0.2×1平方キロメートル当たりの本数(市街地400本)
=2400万本

④現実性検証

電柱の本数は電力会社とNTTから数字が公開されており、
これによると合計本数は約3300万本である。

 

。。。フェルミ推定は、おおよその回答であり、
正解を当てるものというよりかは、思考プロセスを楽しむものだ。

これくらいをパパっと計算できるようであれば、
あなたの論理的思考力は、相当に高いものと言える。

無論、フェルミ推定をするには、

  • 代表的な大きさを比較する面積
  • 人口数
  • 男女比率
  • GDP

などを把握している必要があるため、それだけでも、
そこらの人よりかは、素敵な知識をもつ証明になる。

さて、では、2問だけ問題を解いてみよう。

 

●渋谷にあるAという映画館の年間売上はいくらでしょうか?●

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.年間売上=一日の売上×365日

映画館の場合は土日と平日の差が極端にありそうなので、考慮。(祝日は除く)

2.年間売上=平日の売上×250日+休日の売上×100日

3.一日の売上=

客単価×客数(客数=最大集客人数×稼働率)

4.客単価=

映画のチケット1500円+飲み物やパンフ代平均500円で2000円だと仮定

5.最大人数=

席数(150程度)×シアター数(5ホール程度)×ターム数(一日5ターム)=3750人

6.稼働率を平日50%,休日80%だと仮定

3750人×2000円×50%×250日+3750人×2000円×80%×100日=15億程度

 

まあ、あたってるか外れてるかは、わかんないですけど。

こんな感じで、自分で問題を出して、

自分で解くと、頭がみるみる良くなります。ほんとに。

 

頭は、自主的につかっていけばいくほど、進化を遂げる。

 - 営業