魔法剣乱れ打ち【マネジメントと営業ノウハウ】

マネージャーや営業マンのスキルアップ

*

部下の仲間になってはいけない

      2019/03/09

上司と部下

部下と親しくなることを自慢する上司は世の中にたくさんいます。

その行為自体に罪はありませんが、親しさに主眼をおいたマネジメントは愚かな行動につながりやすいので、注意しましょう。

仲間になることのデメリット

成果にフォーカスできなくなる

上司のミッションは、結果を出す事であり目標を達成させることです。そのために、部下の育成を行い、管理を行います。

部下と親しくなることの弊害のひとつは、仕事に対する『なあなあ感』です。例えば、目標に対して進捗が悪くても、「そんなに深刻にならずにとりあえず頑張りましょう」と言って平和を保とうとします。

部下の反発を生むことを恐れ、厳しい内容をオブラートに包んで伝えてしまいます。

短期的に見れば不平不満を生まない行為かもしれません。しかしながら、結果を出せない部下はしあわせになることはありません。スキル面で他人に対して劣等感を抱いたり、自分が出世しないことに苛立ちを覚え始ます。

会社の業績も上げれず、部下の成果もあげさせてやれない、つまり上司として何もできていない、ということになります。

ピンチに弱い

上司というものは、会社が順調なときは誰でも務まります。そして部下の仲間になろうとする上司は、順調なときの人気は絶頂を極めます。

厳しい上司でなければ、部下に人気があるのは当然のこと、他部署からも「あの人のもとで働きたい!」という人材もでてきます。

そして残念ながら、偽りの優しさで管理を行っていた上司はピンチに弱い傾向にあります。

苦境に立たされた際に、部下の能力も伸びていなければ、メンバーを統率する術も得れていないのため、八方ふさがりになるからです。

薄っぺらな仲間意識が先行してしまう上司は、自分自身の能力も育っていないので、いずれは会社を去る存在になります。

真の仲間には成り得ない

馴れ合いから生じる信頼関係は、すぐに崩れます。金の切れ目は縁の切れ目、業績と連動するように人気が失墜していきます。

もちろん、部下との人間関係は極めて重要です。しかしながら、親密になったがゆえに、注意すべきことが注意できなくなってしまっては上司として役目を全うできているとは言えません。

上司としての役割をしっかり認識し行動できた上司のみが、メンバーと真のなかまになりえます。

 - マネジメント