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【採用専用】強みや差別化を見つけるためのステップ

      2015/09/23

 

強みの発見ステップ

 

7年くらい「採用」「営業代行/営業コンサル」の仕事をしてきたわけですが、どの仕事を行うにしても必ず『強み』を探すことに注力してきました。

会社で見つけるべき強みは、3つあります。

  1. 会社、組織の強み
  2. 会社、組織の中での自分の強み
  3. 商品、サービスの強み

今回は、採用活動を円滑に行うために【①会社、組織の強み】を見つけるステップを紹介します。

例として「1996年にTVアンテナや空調設備系の施工からスタートし、現在は、リフォームやエネルギー系市場で活躍する企業」にスポットを当て、思考してみましょう。

戦略フレームワークを使う?

まず、初めに確認しなくてはいけないのは、その会社のいるマーケット。

そもそもリフォームやエネルギー系(太陽光発電、HEMS)のマーケットは、採用競走を行ううえで、非常に厳しい市場です。

市場が大きく、伸び率も高いと断言できるマーケットなので、大手がひしめいています。ここで日本最大規模の会社と比較して、「独自の強み」「差別化」を考えるのは用意なことではありません。

巷で評判の「SWOT分析」「ファイブ・フォース分析」「コア・コンピタンス分析」「ポーターの基本戦略」などの、戦略フレームワークに当てはめるとどうなるか

悲しくなります。

何故なら基本的に大手に、勝つ術がないのです。そして「将来的には、何らかの差別化を図って…」と考えていたら、今目の前にある採用活動で負けてしまうわけです!!

では、どのように強みを発見するべきか

先日、大阪に出張した際に素晴らしい言葉を聞きました。「フレームワークを自己フレームワーク化する」。

つまり、世間一般に流れているフレームワークを、自分がやりやすいように、もしくはその会社に最適なように組み直し使用するということです。

私の場合は、量から分析するのが好きなので、とにかくメモ→ストーリーをつくり差別化や強みを見つける。そんな方法が最適です。

冒頭にも書きましたが、今回は経営ではなく『採用』 という観点で強みや差別化を見つけていこうと思います。

強みを見つける3つのステップ

まずは会社を構成する要素を箇条書き

いま行っていることや、具体的な未来、目指しているステージ、数字で表せることを書き出します。

  • 電気・ガス・水道といったエネルギーを視覚化するHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を自社開発
  •  HEMSは国の施策であるスマートグリッド化に必要なアイテムのひとつ。近い将来、多くの住戸に取り付けられること必至
  • 今後は自社製品のラインナップを増やすことで〝メーカー〟としての立ち位置で事業を展開
  • 【施工業⇒販社⇒電機メーカー】まさに変革の真っただ中。
  • 取引先企業は、大手優良企業ばかり
  • 社長の人望が厚い
  • 自社でインターネットメディアを運営していることや、サイトからの集客に注力している※施工や、販社としては珍しい
  • 創業から18年

創業からの流れを改めてまとめる

なぜ、いままで生き延びてこれたの?を考えます。企業は、5年で85%が倒産しますからね。沿革を追うのはとても大切。

結構大事な、『沿革』をまとめてみましょう。

  • TVアンテナの設置
  • TV受信機器・映像機器・通信機器 の設置
  • 回線系事業スタート
  • インターネットメディアの運用開始
  • 太陽光発電事業開始
  • 再生エネルギー市場全般に合わせ、リフォーム事業開始

勝負の分野を明確にする

今現在勝負している分野や、今後勝負に行く分野をシンプルにします。で、この企業さんの勝負している分野は、再生エネルギー市場。今後は、これに加えてリフォーム事業にも大きく進出する。

まとめて、強みや差別化を文章化する

今回は、採用戦略において、他社との差別化を考えてみます。

  • 会社を構成する要素と、今までの成り立ちから見ると、
  • 変化に柔軟
  • 時代の波に常に乗っているため、会社は常に成長市場に位置している
  • 上場を目指している=いま入社するメンバーは上場時の幹部として存在しやすい
  • ネットメディアからの集客が確立されているため、営業活動をし続けなくても良い未来がくる可能性がある
  • 創業から18年経営させている

さらに外部環境とも照らし合わせてみる

  • 再生可能エネルギー、リフォーム市場は、成長角度が高い
  • 同業界の大手は、成熟した組織ということもありポジションが埋まっている。キャリアアップのチャンスがある会社
  • 中小企業以外は、大手に製品依存している中、自社製品を開発。さらに実績として市場に流通をしている

 

ではシンプルに差別化・強みをまとめると、

「成長著しい市場の中で、上場企業並みの環境のなか、勝負ができる」

・成長著しいとは、客観的にデータも揃っているマーケットを指します。

・上場企業並みの環境とは、「営業一本に頼らないメディア」「超大手との業務提携」「すでに流通に成功させて自社製品」

・勝負とは、これから拡がるマーケットで、どこも成功方法をもっていないということ。また社内的にも勝負環境にあるため、結果をだせば必ず見返りがある。見返りは、職位と給与、何より上場させた幹部としてのステータス。

 

最後に、ビジョンを描きましょう。採用におけるビジョンは、分り易く希望に満ちていることが大切です。

「昔のソニーやホンダのようにかつて世になかった新たなモノを生み出し、チャレンジ精神にあふれた企業、そして個人として成長し、やり遂げる」

 

いかがだったでしょうか。

今回は、採用についての差別化を考えるためのステップでした。

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