良い上司の悪い上司の違い|嫌われる嫌な上司の特徴

良い上司はだいたいイケメン

職場の上司は、自分で決めきることが難しく「上司ガチャ」とも呼ばれます。せっかく部下をもったのに、イケてない上司だと思われるのは嫌ですよね。

この記事では、良い上司と悪い上司の差を比較しながら解説し、嫌われないための対策も記載しています。

良い上司と悪い上司の違い

良い上司は成果と部下成長にコミットする

良い上司は、成果と部下の成長にコミットします。成果を上げながら、部下の能力を最大限に引き出すことを目指し、仕事を適切に振り分け、バランスの取れた指導を行います。

良い上司は部下の成長と成果を見るため、自分の評価も二の次です。

悪い上司は自分の評価にコミットする

悪い上司は、自分や部下のコミットメントに集中せず、他者を陥れようとしたり、外部環境を言い訳にして部下を振り回して責任を回避します。

上司自身の利益や地位を優先し、部下がストレスや不満を抱えることも少なくありません。悪い上司の下で働くと、成果を出すことが難しくなります。

良い上司と悪い上司それぞれの特徴

1.良い上司は自分以外の評価をあげる。悪い上司は自分の評価を気にする

良い上司とは、組織や部下、尊敬している人物や他部署の評価を上げる行動をとります。

悪い上司は、自分の評価ばかり気にしていて、評価が足りないと騒ぎ出します。

2.良い上司は会社の魅力を話す。悪い上司は会社の課題ばかり話す

良い上司は、会社の良いところや、自分よりも役職が高いひとの長所を語ることが出来ます。

悪い上司は、行動もせず批評家のように悪い点ばかりを伝えます。

3.良い上司は未来にコミットする。悪い上司は過去にすがる

良い上司は未来に向けて活動することが出来て、新しい動きも吸収していくことが出来ます。

悪い上司は「昔はこんな感じではなかった」と、自分が輝いていた時代にすがります。

4.良い上司は他者の有能さを語る。悪い上司は他者の愚痴を語る

良い上司は、他上司や部下の自慢話が出来ます。

悪い上司は、他上司や部下を言い訳に使います。

5.良い上司は賞賛する。悪い上司は嫉妬する

良い上司は、自分の部下の出世や同期の出世に喜び、悔しくても賞賛することが出来ます。

悪い上司は、他人の成功が許せず自分が評価されなかったと勘違いし、誰かの悪評を広めるのに腐心します。

嫌な上司にならないための対策

上司の頭が悪いと仕事が振り回される

上司の頭が悪いと、部下が仕事に振り回されることがあります。良い上司と比べて、頭の回転が鈍く思考力に欠けるため、的確な指示や助言を施せていない可能性があります。

適切な判断力も持ち合わせていないため、部下の意見をしっかり聞くことなく、自分の意見を押し付けることもあります。これでは部下がやる気を持つこともできず、成果を上げることも難しくなってしまいます。

対策方法は簡単で、頭の良い他部署の上司や部下の力を借りましょう。自分の成し遂げたいビジョンやKPIが適切であるか、伝える方法論やチェックの仕方が正しいかを何度も確認しましょう。

噂話と第三者話法をやめろ

嫌われる上司になりたくなければ、噂や悪口を叩かないようにしましょう。上司自身が不要な噂を流す行為などは、100害あって1利ありません。

  • 「○○さんは、こう言ってたって聞いたんだけどあの人は間違ってる」
  • 「□□さんてっさ、■■らしいよ。ついてけないよな」
  • 「△△さんがこう言うから俺も嫌だけどやるしかないよ」

そこにいない誰かを批判しつつ、自分に部下が寄り添うようにリードする。こういった上司はすぐにメッキが離れ、部下はついていかなくなります。

ついつい軽口を言いたくなる気持ちはわかりますが、壁に耳あり障子に目ありを知り、成果と部下の成長に集中し、それ以外一切考えないようにしましょう。

明るくポジティブが基本

上司は常に明るく、ポジティブでいるべきです。ポジティブな上司とネガティブな上司、どちらの方が心強いでしょうか。

普段の状態だけではなく、未来への取り組み方や姿勢にが前向きであることが重要です。

成功への欲望より失敗への恐れが強い人は、誰かを導くことはできません。常に先々を見据えたビジョンを持ち、強い言葉と姿勢でメンバーを導きましょう。

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