ゲーミングノートPCをおすすめしない3つの理由!最適な選び方と最強パソコンを紹介
PCゲームを友人がやっていたり、Youtubeなどで面白そうなゲームを見つけたら、ゲーミングPCを買いたくなりますよね。
ゲーミングPCを買う決断をしても、選び方もわからなければ、ゲーミングノートPCとデスクトップPCどちらを買うべきかも迷うと思います。
そこで今回は、ゲーミングノートPCを買って後悔してしまった体験談と、買うべき人はどんな人かを解説します。スペックを比較した、おすすめゲーミングノートPCも紹介するので、参考にして下さい。
【この記事書いた人】花井大地 幼少期から現在まで30年以上ゲーム漬けの廃人。PCゲームやソシャゲ、伝統的コンシューマRPGまで幅広く愛しています。 |
ちなみに僕は自作でPCは作れないので、ご自身で作れる人には参考にはなりません。また紹介したPCから報酬など一切受け取っていないので、本当に調べまくったおすすめのみ書いています。
目次
本当に後悔したゲーミングノートPCをおすすめしない理由
ゲーミングノートPCをおすすめしない理由
- 長時間のゲームに向いていない
- カスタマイズなど拡張性が低い
- 持ち運べるけど結局重い
長時間のゲームに向いていない
GALLERIA RM7C-R35T |
カタログスペック上では、約6.6時間バッテリーが持つ。しかしグラボを使うと、約2時間程度で落ちてしまう。 |
---|
ゲーミングノートPCの致命的な弱点が、ゲームのために購入したのに長くプレイしにくいことにあります。ゲーミングノートPCは熱を持ちやすく、ファンがうるさくなったり、動きがカクカクしてきてしまいます。
また、記載のあるバッテリー時間ほど長時間ゲームすることはできず、2時間~3時間で落ちてしまうことも残念です。電源があり、PCを休ませる前提を持たないと、ゲーミングノートPCはおすすめしにくいです。
カスタマイズとコスパがデスクトップに劣る
ゲーミングPCのノートとでデスクトップ型の最大の違いは、カスタマイズ性です。ゲーミングノートPCでは、購入後にHDDを追加したり、メモリ増設を自分の力で調整するのは非常に難しいです。
価格も、デスクトップ型に軍配が上がります。特に冷却性能に大きく差があり、デスクトップ型は筐体の大きさの分、デカい冷却装置を搭載できるので、高性能なGPUでも性能が劣化しにくい傾向にあります。
持ち運べるけど重い
ゲーミングノートPCの重さを侮ってはいけません。通常のパソコンよりスペックが良い分、基本的には重量があり、2Kg~4Kgが重量相場です。鍛えるために鉄アレイを常にカバンに潜ませている感覚です。
4kgのノートPCを購入した結果、持ち運びが面倒になり、デスクトップ型ゲーミングPCを購入することになりました。デメリットを知らずにゲーミングノートPCを買うと、後から後悔するので注意しましょう。
ノートVSデスク!ゲーミングPCのデメリットメリット比較
ノートPC | デスクトップPC | |
---|---|---|
選べる種類 | △ 少ない |
◯ 多い |
消費電力 | △ 多い |
◯ 少ない |
排熱性能 | △ 最低限 |
◯ 充実 |
スペース | ◯ 省スペース |
△ 大きい |
ディスプレイ | △ 小さい |
◯ 選べる |
カスタマイズ | △ 難しい |
◯ 簡単 |
持ち運び | ◯ できる |
◯ 難しい |
省スペースOKなのはゲーミングノートの強み
ゲーミングノートPCは、場所をとらない事が大きなメリットです。デスクトップ最大のデメリットがスペースを必要とすることなので、家のどこにいてもゲームや仕事ができるのは嬉しいです。
ミドルスペックなら性能差は気にならない
ゲーミングノートPCは、性能をデスクトップ型と比べられがちです。実は2024年現在、ミドルスペック基準でみると差異は非常に少なく、絶対的な差は冷却ファンなどの排熱性能のみです。
したがって、7~8時間連続で長時間ゲームをする人、最高環境でのプレイを求める人以外であれば、ゲーミングノートPCの検討をしても良い時代になりました。
ゲーミングノートPCを使うべき人
- 持ち運び目的が明確にある人
- 長時間集中してゲーム漬けする訳では無い人
- FPSや格ゲーではなく日常系ゲームが主目的の人
ゲーミングノートPCを買うべき人は、持ち運ぶことが前提でゲームしたい人です。仕事や学校にいっている隙間時間にプレイすることが目的にあれば、2.5kg以下の軽いゲーミングノートPCがおすすめです。
また、長時間連続でプレイしなければ、ゲーミングノートPCのデメリットである発熱を予防できます。FPSなどに長時間集中することが主目的出ない場合は、ゲーミングノートPCを買っても良いと思います。
自分にあったゲーミングノートPCの選び方
知り合いに聞いたり家電量販店で質問する
予算と目的を伝えること |
---|
・20万以下、30万以下、40万円以下の予算を決める ※相場は15万円~40万円 ・どのゲームで何がしたいかを伝える |
ゲーミングノートPCを初めて買う場合、なにを買うべきか悩みます。詳しい知人に聞くのが最良ですが、詳しい人がいなければ家電量販店で聞きましょう。
コロナ禍で巣ごもり需要を経た結果、家電量販店にはゲーミングPCコーナーがあるのが当たり前になり、専門の店員さんが必ずいるので疑問に答えてくれます。
プレイするゲームの必要スペックを調べる
ゲーム | CPU | グラボ(GPU) | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|
原神 | Core i7以上 | GTX 1060 | 16GB | 30GB |
フォートナイト | Core i5-7300U | GTX 960 | 16GB | 20GB |
パルワールド | Core i5-3570K | GTX 1050 | 16GB | 40GB |
Apex | Core i5-3570T | GTX 970 | 8GB | 22GB |
マインクラフト | Core i5-11400 | GTX 940 | 8GB | 4GB |
VALORANT | Core i3-4150 | GT 730 | 4GB | 4GB |
ゲーミングノートPCを買う前に、プレイしたいゲームの推奨環境を事前に調べましょう。公式サイトには推奨環境と、必要最低限なスペックの記載があります。
基本的には、CPUとグラフィックボードの性能で価格が上下します。CPUやグラボの意味がわからなければ、店員さんに聞いたりSNSで調べると役立ちます。
CPUとは|ビックカメラ公式サイトグラフィックボードとは|Lenovo公式サイト
ネットと家電量販店ならネットで買うべき
メーカー | 代表PC | 特徴 |
---|---|---|
マウス | G-Tune | 保証とサポートが最も手厚く、初心者におすすめ |
ドスパラ | ガレリア | 配信者に人気があり、周辺情報を入手しやすい |
パソコン工房 | LEVEL | |
フロンティア | - | 安さに定評があり、セールも頻繁に行われている |
ゲーミングノートPCを買うのであれば、ネット販売メーカーからの購入がおすすめです。店舗維持費がないぶん、安さが格段に上であり、強引な接客で無駄なオプションをつけられることがありません。
購入画面で迷うこともなく、選択画面がわかりやすいので、誰でもスムーズにカスタマイズも調整可能です。同じ性能で、安く買うことができるネットショップで、ゲーミングノートPCを探しましょう。
目的別のおすすめのゲーミングノートPC
安さ重視ならGALLERIA RL5C-R35
GALLERIA RL5C-R35 |
価格 | 127,980円~ |
---|---|
CPU | Core i5-13500H |
グラボ(GPU) | RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe |
重さ | 約2.1Kg |
バッテリー時間 | 約5.9時間 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
メーカー | ドスパラ |
ディスプレイ | 144Hz 15.6インチ 非光沢フルHD液晶 |
低料金かつゲームを快適にできる、おすすめのゲーミングノートPCが「GALLERIA RL5C-R35」です。12万円代はゲーミングノートPCとして破格で、グラボの性能が高く、モニターもフルHDでサイズも最大なのでゲームを存分に楽しめます。
実際に、原神やフォートナイト、Apex、エルデンリング、VALORANTなど人気のゲームを楽しむのに全く支障ありません(スト5のみ重たく感じました)。
ストレージが500GBと少ないため、1TBは増設をおすすめします(4,000円前後)。値段重視でゲームしたいし、いろんなゲームを楽しむ方には、最もコスパが良いおすすめのノートゲーミングPCだと思います。
コスパ重視ならNEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
価格 | 169,800円~ |
---|---|
CPU | Ryzen7 7840HS |
グラボ(GPU) | RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe |
重さ | 約2.3Kg |
バッテリー時間 | 約6.4時間 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
メーカー | マウス |
ディスプレイ | 165Hz 16インチ フルHD液晶 |
コスパでゲーミングノートPCを選ぶのであれば、「NEXTGEAR J6-A7G60GN-A」は外せません。マウスのJ6シリーズの最上級モデルであり、Ryzen7採用で性能がよく、RTX 4060と合わせて性能が発揮できる構成です。
ゲームはもちろんですが、動画編集や配信にも余裕で対応できるスペックであり、いつか配信をやってみたかったり、副業で編集スキルを身に着けたいという方にもピッタリです。
同時に複数のアプリを起動しても、動作に影響がなく、ゲーミングPCで真っ先におすすめされる代表格だと言えます。20万円以上の予算がない、だけど性能に妥協したくない方にはNEXTGEARがおすすめです。
ハイスペックならLEVEL-17WG181-i7-VLSX
LEVEL-17WG181-i7-VLSX |
価格 | 369,800円~ |
---|---|
CPU | Core i7-13700HX |
グラボ(GPU) | GeForce RTX 4080 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 500GB NVMe |
重さ | 約3.45Kg |
バッテリー時間 | 約5.3時間 |
OS | Windows 11 Home DSP版 |
メーカー | パソコン工房 |
ディスプレイ | 165Hz 16インチ 非光沢フルHD液晶 |
ゲーミングノートPCのハイエンドモデルでおすすめは、「LEVEL-17WG181-i7-VLSX」です。Core i7×RTX 4080と、同サイズのゲーミングノートPCとして唯一無二の性能を誇ります。
処理速度が早く、ポート類が豊富(USB typeA×1、typeC×2、HDMI)、外付けHDDもしっかり認識してくれるため、購入後に後悔するようなことが無いと言えそうです。
性能が非常に高い割に、ストレージが500GBと見合っていないため、注文する際には1TB~2TBの増設をおすすめします。自宅で他のPC作業も行うメインPCとしても、最強パソコンとして推奨します。
軽さを求めるならGALLERIA RM7C-R35T
GALLERIA RM7C-R35T |
価格 | 162,980円~ |
---|---|
CPU | Core i7-12700H |
グラボ(GPU) | RTX 3050 Ti Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB NVMe |
重さ | 約1.43Kg |
バッテリー時間 | 約6.6時間 |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
メーカー | ドスパラ |
ディスプレイ | 60Hz 14インチ 非光沢WUXGA液晶 |
持ち運びに小さいサイズを検討してるのであれば、「GALLERIA RM7C-R35T」を見てから他を検討するのがおすすめです。始めのこのパソコンを知ってれば、ゲーミングノートPCに否定的な考えを持たなかったと思います。
軽いのはもちろんですが、薄いのもメリット。実際に使っている人のを見たんですが、横幅313.8mm、奥行き219.7mm、高さ19.9mmと持ち運びのストレスが全然ないので、外出前提のPCとして最高です。
弱点はバッテリーで、グラボを使ってゲームすると2時間持ちません。逆に言えば、電源さえあれば至高のPCなので、まずRM7C-R35Tをブックマークしてから、他ノートPCと比較して購入しましょう。
デスクトップ型のおすすめゲーミングPC
2023年7月発売以来ずっと人気のNEXTGEAR JG-A7G6T
NEXTGEAR JG-A7G6T |
価格 | 169,800円~ |
---|---|
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラボ(GPU) | RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe |
メーカー | マウス |
同料金帯でスペック最強、高速ストレスフリーの「NEXTGEAR JG-A7G6T」は、多くのゲーミングPCで長らく人気1位を獲得しています。著者も友人に進められて2代目パソコンとして購入し、全てにおいて満足しています。
公式サイトなどの口コミ、SNSの口コミも非常に高いので、気になる方はまずTwitterなどで検索してください。デザインに関しても、LED発光がとにかくかっこよく、PCを起動するだけでテンション上がります。
今すぐ購入を勧めたいところですが、稀にメモリ増設キャンペーンをやっているので待つのも一考。15,400円かかる16GBから32GBの増設を、完全無料でカスタマイズしてくれるので、公式サイトをチェックしておきましょう。
ハイエンドでコスパ抜群のLEVEL-M77M-139-ULX
LEVEL-M77M-139-ULX |
価格 | 319,800円~ |
---|---|
CPU | Core i9-13900 |
グラボ(GPU) | RTX 4070 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB |
OS | Windows 11 Home DSP版 |
メーカー | パソコン工房 |
ハイエンドクラスのゲーミングPCでありながら廉価な「LEVEL-M77M-139-ULX」は、30万前後の予算があるならおすすめです。Core i9-13900×RTX 4070 Tiと最高基準の性能をもち、30万円近いのは驚愕。
原神などスペックを求められるゲームであっても、RTX 4070 Ti搭載なのでグラフィックを存分に楽しめます。処理速度も非常に高いため、動画配信しながら複数のアプリを立ち上げても動作が重くなりません。
始めのゲーミングPCとしては、30万円超えのスペックに躊躇しますが、仕事などの効率を上げる意味では格安の性能です。ハイエンドを探す場合は、M77M-139-ULXの性能と価格を知ってから比較しましょう。
ゲーミングノートPCはやめとけ!?
明確な目的がない限りはおすすめできない
ゲーミングノートPCは、持ち運びしてゲームをする人以外にはおすすめできないのが私の見解です。ゲームが目的であれば、性能対価格でデスクトップに軍配が上がり、冷却機能も基本は劣るのでキーボードが熱くなる問題が解消しにくいです。
仕事などで外でも使うのであれば検討すべき
ゲームだけで考えるとコスパ的に推奨しにくいですが、仕事もゲームも外ですることが多ければ、「やめとけ!」とは思いません。ゲーミングPCは通常のパソコンよりスペックが高く、仕事や勉強目的であればむしろ快適になるからです。
まとめ
ゲーミングノートPCは、フォートナイトなどのTPS(FPS)や原神などの超美麗系RPGを、長時間プレイすることには向いていません。
しかし、持ち運んでゲームすることが目的だったり、2~3時間プレイするのが限界の人にはおすすめできます。
昔と違い、ミドルスペックであればデスクトップ型と性能差が大きくでるわけではなくなったので、やりたいゲームのスペックを満たしていることを確認したうえで、ノートPCも選択肢として購入を検討しましょう。
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