上司は、部下を出世させること、給与を高めてやることが仕事の一つです。
そのためには、
- 部下を昇格させるためのゴール設定(部門長と部下双方に対して握る)
- 部下がゴールに向かってるか否か、向かっていなければ適切なフィードバック及びディレクション
- 適切な評価
この3つが必要なタスクになります。これら全てを、人事関連の本を読むことで学べます。
管理職におすすめる人事の本【ベスト5】
世界で最も賞賛される人事必ず読んでもらいたいのが「世界で最も称賛される人事」です。キャッチコピーが「グローバル企業に学ぶ人事マネジメント」なので、ベンチャー界隈には参考にはならない漢字がプンプンですが、部下の管理/評価/育成に関して体系的に書かれていて、人生で最もタメになった人事関連本です。
『TOPのつくり方』『正しい面談』『キャリアアップの加速』『人物の発掘』『後継者』『リーダーの発掘』などなど、やるべき仕事が見える化されていてイチからでも強い組織つくりに必要なポイントが理解しやすいです。 |
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サイバーエージェント流 成長するしかけいまなお成長し続け、(僕が)転職したい会社No.1のサイバーエージェント。人事の仕組みが日本最高峰に有名であり、有名人も多いです。読みながら感じた真理は「完璧な人事制度はこの世に存在しない」「時代と企業フェーズによって制度を何度も見直す」ということ。流行らせるための人事制度考案術など、現代にあった人事の在り方が学べます。 | |
GE 世界基準の仕事術世界最高のエクセレント・カンパニー「GE(ゼネラル・エレクトリック社)」の人事スキームが書かれています。GEは超コングロマリット企業ですが人事の仕組はシンプルの極みです。大きな2軸のマトリックス図だけで、人の採用から育成、評価までを定めている。ソニーの出井伸之前会長が目指し、キャノンの御手洗社長が「理想の企業」として手本とし、サムスンが徹底模倣するゼネラルエレクトリック社の破天荒な人事への仕掛けと、超シンプルな人事評価は目から鱗です。 |
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仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか (幻冬舎新書)モチベーションは自ずと湧き上がるものであり、他人が与えれるものでない。最もフォーカスしなくてはいけないのは成果です。管理職は、ついつい短期的なモチベーションマネジメントに手を出してしまいがちですが、それが本質ではないことを人事側の視点で描いてくれています。気持悪いリーダーシップ論がなくて気分爽快です。 | |
タレントマネジメント概論---人と組織を活性化させる人材マネジメント施策 |