おすすめ本

2021年のSEO動向とメディア運用におすすめの本

SEO

2020年もSEOの考え方を改める年になりました。とはいえ、本質的な部分に変わりなく、あくまでもユーザーのインサイトに向き合ったメディアだけが生き残る環境です。

とりもあえず、2020年のSEO動向を振り返り、2021年の界隈の流れをまとめました。不確実性の高い将来にむけ、トレンドとスキルを学んで磨いて強くなっていきましょう。

2021年のSEO動向

今年のコアアプデによって、日本もようやく海外と同基準になったという所感です。

  • ・強いドメインで
  • ・優秀な人材がマーケティング→企画→ライティング→編集を行い
  • ・YMYL問わずE-A-Tを意識する

主にこの3点を同時実装しなければ、メディアは勝てないようになりました。

昔は正しい領域で正しいライティングを行えば順位獲得できたものが、いまでは戦う土俵にも乗れなくなり、一時的に順位上昇できてもすぐにふっとびます。

強いドメインについて

ドメインによる評価と順位上昇は、2019~2020年を象徴するSEOトレンドでした。

テクニカルなハックも目立ち、サブドメイン&サブディレクトリを活用したサイト運用も増えたのが令和元年。そんなブームもたった半年で神の一撃に葬りさられ、サブドメインによるメディア運用は12月コアアプデによって大打撃を被っています。

勘違いしがちですが、アライアンスやレベニューシェア契約によって強いドメインを手に入れられれば勝てるわけでもなく、品質の高いコンテンツがなければ安定した勝ちを得ることはできないというのが教訓になりました。

優秀な人材について

今後ますます重要になるのは人材の質です。いままでも重要だったでしょ?と思うかもしれませんが、そんなことはなく、いままではSEOスキルとライティングスキルさえあればある程度勝ちを拾うことができました。

今後はマーケティングと企画ができる会社、練り上げられた企画を記事に落とし込める編集がいるメディアだけが生き残ります。ユーザーのインサイトの先にある事実(課題解決)を発見できなければ、グーグルはもちろん読み手に選ばれることはありません。

従って、それぞれの役割に長所をもつ人材を取り揃え、チームで勝つような座組にすることが今後メディアで勝つポイントです。

メディア運用に必要な要素、すべてを兼ね備えられる人材は100人に1人いないくらいなので、内製化する場合は役割ごとのスペシャリストを少しづつ育成することが重要です。

E-A-Tについて

EATはgoogleの「検索品質評価者向けガイドライン」の最重要ポイントです。

改めて内容を整理すると、

  • Expertise(専門性):Webサイトやコンテンツの作成者が特定分野の専門家であること
  • Authoritativeness(権威性):Webサイトやコンテンツの作成者が特定分野で広く認められていること
  • Trustworthiness(信頼性):Webサイトやコンテンツの作成者、Webサイト自体が信頼されていること

なんとなく理解できる気がしますが、googleの評価ロジックやアルゴリズム反映基準がジャッジしづらい。

例えば、TVやYoutubeなどで有名な専門家が記事を書いたからといって勝っているわけではありません。世にいう専門家に記事を書いてもらって失敗したメディアをたくさん見てきました。

従って、ハック的にEATを意識するのではなく、本質である「検索意図を洞察して満足してもらえるコンテンツ」を監修できる人材をアテンドすることが合理的であり、直接ではなく結果として順位獲得につながるようメディア運用を設計すべきです。

user experience is kingな年になる

SEO界隈では「Content is King」が一般用語化されているため、検索エンジン=コンテンツ!!と思っている方がまだまだいます。もちろんコンテンツは大事ですが、それは大前提。

今後は、ユーザーの包括的な「体験レベル」が問われます。記事単位だけでなく、セキュリティや検索関連性を含めたすべてのユーザー体験が重視されます。

このことはgoogleも「ユーザーエクスペリエンス シグナル」としてランキング要因に含めると発表済みです。同じく2021年5月から順位決定に影響を与える「コアウェブバイタル」含め、user experienceへの取り組みが問われる年に移行します。

「検索セントラル」は、グーグル公式の情報が網羅的に掲載されています。ウェブマスターセントラルから名称が変更され、google検索の情報が非常に見やすくなっているマニュアルみたいなやーつなので必ず目を通しましょう。

SEOのおすすめ本

SEOを学べる本は数少ない

SEOを勉強するうえで、これ一冊でマスタークラスになれる!という本は存在しません。

個々人の力量差ごとに適切な本は異なりますし、本に書いてあるテクニックでどうこうできる時代ではなくなったからです。

本気でSEOを習得するのであれば、キュービックさんやエイチームさんといったメディア最強企業の動きを洞察したり、界隈の著名人から直接話しを聞くことをおすすめします。

SEOのおすすめ本

10年つかえるSEOの基本
【おすすめ度:★★★★-】
SEOの本は星の数ほどありますが、本質が書かれていると感じたのはこの1冊だけです。すぐに廃れる小手先のテクニックや陳腐な被リンクの話ではなく、ずっと使えるSEOノウハウを学べます。著者はSEO系キーワードで大量に順位を獲得するメディア「SEOHACKS」を運営するナイル株式会社の取締役、土居 健太郎さんであり実績も抜群です。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘
【おすすめ度:★★★- -】
本が苦手な方にもおすすめのストーリー仕立ての漫画本。Webライティングの実践的教本であり、SEO全体を俯瞰して学べます。
沈黙のWebマーケティングーボーンの逆襲−
【おすすめ度:★★★- -】
本が苦手なひとにも読みやすいストーリー仕立ての漫画本その2。SEO、デザイン、サイト設計、SNS、感情論などwebマーケに必要な基礎要素を網羅的につかめます。著者の松尾さんはSEO業界なら知らないとおかしいウェブライダーの松尾さん。ネット周りって難しくとらえられがちなんですが、ネットリテラシーを日本で一番楽しく伝えてくれている会社ですウェブライダー

コピーライティングとおすすめ本

コピーライティングとは

コピーライティングとは、文章の力で読み手を行動させる技術です。WEBライティングは「コピーライティング」、購買サイトなどに必要な「セールスライティング」と2つに大別できます。

すべての基本となるスキルがコピーライティングであり、SEO+読み手の行動に変化を与えられる文章を書けるようになれば一流のWebライターです。

コピーライティングにおすすめの本

Webライティングの新常識ザ・マイクロコピー
【おすすめ度:★★★★★】
究極におすすめの一冊。WEB系に携わるのであれば100%読んでおくべき本です。WEBサイト、ブログ、通販、サブスク、そのような形態のビジネスモデルであっても、当書籍をインプットしておくだけで、ディティールに配慮できるようになり、アンテナもたちやすくなります。
影響力の武器[第三版]:なぜ人は動かされるのか
【おすすめ度:★★★★★】
人生ベスト10にはいりそうな本。ただし本がもともと好きな人じゃないと読むのは難しいかもしれません、文章量がはんぱじゃない。心理に影響を与えるためにすべきことが明確に書かれています。
最強のコピーライティングバイブル 伝説の名著3部作が1冊に凝縮
【おすすめ度:★★★★★】
国内事例が100個まとめられているコピーライティングハウツー本です。下手に考えるのではなく、実際に売れてる言葉を使ったほうが良い理由、検証方法など実用的なことがきっちりまとまっています。学ぶということよりかは、Doしながら使用するほうが効果を発揮できます。
カタログ・チラシ キャッチコピー大百科
【おすすめ度:★★- - -】
ひらすらに実際に使用されたキャッチコピーが書いてある事例集です。文章に自信があるひとがクリエイティブを磨くのにおすすめ。
ここらで広告コピーの本当の話をします
【おすすめ度:★★- - -】
著者である小霜 和也さんはコピーライティングのちからによって数々の広告賞を獲得しているコピーライティングの第一人者です。コピーライティングの本質に迫っていることはもちろん、読者の心理に迫る実体験などが書かれていて、普通の文章上達本に飽きた方にはぴったりの本です。

文章力向上におすすめの本

SEOのルールを習得できても、文章力が高くないと品質の良いページは作れません。

最初から文章力が高い天才肌の方もいますが、基本は「昨日より良い文章を書こう」という精神の積み重ねです。文章に自信のない人、文章力が低いと言われる人は本で学べることもたくさんあるので、今すぐ購入して実践に移しましょう。

書評の仕事
【おすすめ度:★★★★★】
飄々とした文体が読み進めやすさ抜群。「書評の仕事」というタイトルとは関係なく、万人にとっての文章力のあげ方が書かれています。文章力に自信がない方は、当書籍読むと勇気付けられると思いますし、方法論がすんなり受け入れられると思います。
論理が伝わる 世界標準の「書く技術」
【おすすめ度:★★★- - 】
パラグラフについて体系的に学べます。パラグラフの意味は直訳すると「段落」ですが、正しくは「意味のまとまり」です。
節や句の分け方はもちろん、改行すべきポイントに不安を覚える人におすすめです。
パラグラフは学校で教わらない場合がほとんどなので、わからなくて当然!
一瞬で心をつかむ 77の文章テクニック
【おすすめ度:★★★- -】
文章の型や表現方法について、例と共に記載されているので小気味よく読破できます。ノウハウを学べるのはもちろんですが、困ったら眺める参考書として何度も活用できます。
文章が劇的にウマくなる「接続詞」
【おすすめ度:★★- - -】
「接続詞の使い方おかしい」と言われた経験のあるひとは購入を検討してみましょう。
10倍速く書ける 超スピード文章術
【おすすめ度:★★- - -】
記事を書くのが遅いひとにおすすめ!...なだけでなく、文章に少しでも自信を欠く人すべてにおすすめ。「起承転結」や「文章のセオリー」も無視することをすすめていたり、うまい文章を書く必要がない。という普通の教本とは別角度の話が豊富。文章能力が長い間向上せず悩んでいた人には一番おすすめ。

文章力上げに参考にしたい3サイト

文章が上手でないメンバーに、必ず伝える優良サイトが3つあります。とくに「これでライティングスキルがアップしなければブログはあきらめてください」には、文章ベタがスキルアップする唯一の極意が書いてあります。

セールスライティングとおすすめ本

セールスライティングとは

セールスライティングとは、商品やサービスを魅力的に描き出し、消費者に訴えるライティングです。アフィリエイターはもちろん、ECやダイレクトセールスなど、購買に携わるのであれば必ず覚えるべき技術です。

セールスライティングを勉強しない人が多すぎます。少しずつでも慣れていけば、それだけでエセSEOライターとの差をつけられるので一刻も早く学びましょう。

セールスライティングのおすすめ本

人を操る禁断の文章術
【おすすめ度:★★★★★】
メンタリストDaiGoさんの「メンタリズム文章術」書。禁断の文章術と書かれていますが、読んでみるとたしかに禁断。本気で当書籍に書かれていたことを実践できたらかなり悪用できるほどのテクニックが書いてあります。アフィリエイト界隈では必携ともいえる1冊です。
売上を300%アップするセールスレター革命
【おすすめ度:★★★ - -】
セールスレターというのは今の若者には理解しがたいと思うんですが、販売促進のための手紙のことです。むかしはネット広告やDMなんて簡単にできなくて、手紙によって売上をあげるのがPR手段のひとつでした。手紙がない今の時代には役に立たない...と思いきや転用できるノウハウぎっしりです。売る買う2つの深層心理について深く考察が述べられ、行動させるに至るまでの感情の揺さぶりについても論理的に把握することができます。
究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!
【おすすめ度:★★★ - -】
セールスレター革命が読みにくかったという方はこっち。ダン・ケネディはいいぞー。
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
【おすすめ度:★★★★-】
シュガーマンの文章術のお供。ライティングに活かすべき心理的テクニック満載です。海外本特有の文章のノリがあるので、普段本を読まない人には読みにくいかもしれません。
全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術
【おすすめ度:★★★ - -】
シュガーマンの文章術もおすすめなんですよね。「セールスレター革命」「究極のセールスレター」「10倍売る人の文章術」のどれかは読むべきで、本好きな人は全部よんで血肉にしてほしい良本です。ただし、昔ながらの事例が多く、読みにくい箇所もあるためバズ部のほうが(下に紹介してます)若い方にはフィットするかもしれません。
10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方
【おすすめ度:★★★★-】
基本だけがシンプルに詰め込まれているまとめ本。事例や論理背景などについては細かく言及されていないため、ある程度知識がある人が読まないと理解できないかもしれません。ちなみに、本を読まなくてもバズ部見てくれたら全部書いてあります。
ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則
【おすすめ度:★★★ - -】
女性向けに購買活動をしているのであれば目を通すべき本です。インスタでビジネス展開する人にも人気の1冊です。
ポチらせる文章術
【おすすめ度:★★ - - -】
本自体がストーリー形式で読みやすい利点があります。DaiGoさんの「禁断の文章術」が理解できない方には推奨できます。
売れるコピーライティング単語帖
【おすすめ度:★★★★★】
絶対手元におくべき本。記事のタイトルや見出し、導入文にいきづまったら、パラパラめくるだけで正解が見つかります。
バカ売れキーワード1000
【おすすめ度:★★★★★】
絶対手元におくべき本その2。記事のタイトルや見出し、導入文にいきづまったら、パラパラめくるだけで正解が見つかります。文に苦手を持つひとが、コレ系の本を買わないのが甚だ疑問。

マーケティングとおすすめの本

記事にもマーケティングの時代

マーケティングとは「市場のニーズにこたえて利益を上げること、その活動の全て」を指します。メディア運営にもマーケティングは欠かせない機能であり、記事を1本書くにも市場のニーズ調査が必要です。

キーワードはツールを使うだけでかんたんに判明できますが、検索意図やインサイトの把握は、マーケティングに長けてなければ読みきることができません。

マーケして企画して記事書いて…そして品質を担保する

冒頭で述べたように、メディア運営はライティングするだけでは付加価値がだせません。メディアを極めるためには、マーケティングもしっかり学ぶ必要があります。

品質に関しては、キュービック社代表取締役である世一英仁さんが書いたnote「ユーザーにもGoogleにも刺さるコンテンツを作るための6つの品質基準」が最高の答えであり、今後の品質チェック基準になると思います。

マーケティングのおすすめ本

たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング
【おすすめ度:★★★★★】
マーケティング活動は多岐にわたるため、求める内容にアジャストされた本は多くはありません。メディア運営するという観点では、西口さんの当書籍がおすすめです。N1分析という調査概念について言及されていて、シンプルで実践しやすい。
ハイパワー・マーケティング
【おすすめ度:★★★ - -】
マーケティング活動を網羅的に学ぶのにおすすめです。当たり前のことが書いてありますが、当たり前のことができていないことに気付かされます。
プリンセス・マーケティング 女性の購買意欲をかき立てる7つの大原則
【おすすめ度:★★★ - -】
女性向けに特化したマーケティング本。近年、女性特化型のマーケ本が増え続けていますが、最も体系化され汎用的でした。7つの原則になぞらえ、男女との比較がわかりやすく記述されています。マーケ観点で読むのは当然ですが、女性のマネジメントをしているような管理職にも女性の気持ちに少しでも寄り添えるように一読しておきましょう。

多角的な学習なきSEOは不完全

ダイナミックススキルが鍵になる

メディアは記事をかけば良いという時代は終わりました。「SEO」「マーケティング」「企画」「コピーライティング」「セールスライティング」全部学んでいかなければ、2021年以降生き残ることは難しいです。

個人としても組織としても、偏りのないようなスキルアセットを身に着けていきましょう。

ダイナミックスキル理論(ダイナミックネットワーク理論)とは
  • 能力がどのようなプロセスで成長していくのかに対する解
  • 能力は網の目状の知的ネットワークを形成していくことで開発されていく
  • →1つの領域だけではなく様々な知見が結びつくことで成長する
  • 言語化・アウトプット化される場面に到達すると安定して能力発揮できるようになる
  • 参考:成人発達理論による能力の成長 ダイナミックスキル理論の実践的活用法

↑能力は、どのようにすることで開花して成長するのか。実証データや事例をもとに科学的に考察した衝撃の1冊。個人的には能力開発系書籍の最高傑作。

おすすめ本の紹介をしたけれど

SEOを学ぶための良書をすべて紹介しましたが、「最強のコピーライティングバイブル 」「Webライティングの新常識ザ・マイクロコピー」「10倍売れるWebコピーライティング※バズ部」「売れるコピーライティング単語帖」を読んでおけば間違いありません。

本なんてラーメンみたいなものであり好みは人ぞれぞれです。自分にとっていちばんわかりやすく、勉強になるなという1冊に巡りあうために色々本を読んでみましょう!

-おすすめ本

Copyright© 魔法剣乱れ打ち , 2021 All Rights Reserved.