人生を豊かにする、簡単な方法ご存知でしょうか。
生きる上で大切なことは、大抵のことがすでに本に書いてある次第なんですが「7つの習慣」の漫画バージョン、めちゃくちゃおすすです。
漫画ver. | 原本 |
原本を見てるときにも感じましたが、大事なことが改めて五臓六腑に染み渡った次第です。
人生を好転させるのは『人格の改善』
多くの人が、「成功のコツをつかみたい」「自分の才能を見つけて開花させたい」という願いをもってます。
会話や交渉のテクニックを学んだり、高いスキルを持つだけでは、痛み止めや絆創膏で応急処置をし続ける人生に過ぎないと著者は語っています。
本当の成功のためには、「人格主義」をベースにした人生を考えなくてはいけません。
人格主義とは、土壌を育て、水をやり、樹木を根から育てるような発想で、自分自身を成長させる考え方です。
誠実、勇気、正義、勤勉、マナー、正直など、人間として真に意味のある人格を手に入れることが、豊かさを生むことに直結します。
人格は変えられる
人格を変えることは非常に難しいです。しかしながら、毎日毎日努力することで人格を磨くことは誰にでも可能なことです。
例えば、メンバーに照れくさくてお礼が言えない。そんなときは「どうも」を言い出すことから、始めてみましょう。慣れてきたら「ありがとう」「いつもありがとう!」と、きちんとお礼を言えるようにすれば良いのです。
やがてその習慣は「感謝を表すことは、人生を豊かにする」という真実を教えてくれます。
自分の人格を高めるためには、そのための原則を決め、原則中心の行動を『習慣』にすることです。
原則とは、冒頭の誠実、勇気、正義、勤勉、マナー、正直のことを指します。
「インサイド・アウト」という考え方
インサイドアウトとは『自分自身の内面を変えることから始める』ということです。
人間は、とかく環境や他人のせいにしがちです。しかし残念なことに、人や環境を思い通りに変えることなど誰にもできません。
自分が変わらなければ、周りが変わることは決してありません。インサイド・アウトの発想こそ、周囲を変える唯一の施策です。
自分の人格の問題を、習慣を通して少しづつ解消していく強い心をもちましょう。いずれその習慣は、人格となって人生を豊かにしていきます。
主体性を発揮する
環境のせいにしたり、他人のせいにする発言や行動は、愚かで浅はかなことです。
大切なのは、「行動の選択をしたのは自分である」と知ることです。世の中には、嫌でも抗えないことは多くあります。しかしながら、いつだってどう感じるかはアナタしか決めることができません。
刺激と反応の間
刺激と反応の間に、人間だけに与えられたすばらしい力が存在しています。
それが『反応を選択する能力』です。
人間だけがもつ唯一の能力であり、あなたのパラダイム(価値の感じ方)でのみ判定されます。ネガティブな反応ばかり起こす人は、パラダイムの転換を起こすことが人生を豊かにする第一歩になります。
見返りを求めない
そあなたの行動に対して、見返りがなかったとしても不平を述べてはいけません。見返りを求めること自体が、人格主義に反しています。
「頑張っているのに認められない」「親切にしているのに、お礼がない」「努力しているのに、良いことがない」そんなことを言っても、何も変わらないことは本人も気づいているはずです。
原則を追求する
あなたの人格は、原則によってのみ鍛えられます。
誠実な自分を自覚し、想像しながら行動することです。迷ったときに、自分の人格をイメージすることができれば、何事にもブレることのない強い自分を創り上げることができます。
ブレない人間は非常に魅力的であり、周りからの信頼度も絶対的に増します。あなたが信頼されていない部分が多いのであれば、それは人格の問題に他なりません。
人生を豊かにする3つの方法
人格主義
「人格主義」はあなたの根本を形成し、人生を豊かにする重要な要素です。そこに加えて「他人に与える」「自分の刃を磨く」こともできれば、向かうところ敵なしです。
他人に与える
もらうことを考えてはいけません。一方的に与え続けましょう。金銭的な意味ではなく、情愛やスキルなどの教え、親切さや誠実さを与えましょう。
見返りを求めてはいけません。与え続けるのです。それができれば、大きなギフトが必ず与えられます。
刃を磨く
自分の刃を磨くということは、自分自身に投資し続けることを指します。人生に立ち向かうために、使える道具は自分自身しかありません。費用対効果が最も高いのは自分への投資です。
7つの習慣
全部覚える必要はないですが、一応本のタイトルにもなっている7つの習慣を最後に記述します。
- 主体性を発揮する
- 目的をもって始める
- 重要事項を優先する
- Win Winを考える
- 理解してから、理解される
- 相乗効果を発揮する
- 刃を研ぐ