初めて出会う人や新しい職場にいったとき、自己紹介をすることは当然の流れですね。自己紹介というプレゼンスキルは苦手とする人が多く、難しい印象があります。
自己紹介の基本的な流れと、ポイントについて説明します。
自己紹介の目的
自分を覚えてもらうこと=自己紹介です。
自己紹介の目的は、自分を覚えてもらうこと、それ以外にはありません。
自己紹介の流れ
明るく元気よく、相手が聞き取りやすいスピードで自己紹介を心がけて下さい。自分が考えるよりも大分遅いスピードが適切です。
- お辞儀
- 最初のあいさつ
- 名前を名乗る
- 自分をアピールするコメント、差別化ポイント
- 締めのあいさつ
- お辞儀
これが、自己紹介の基本的な流れです。
自己紹介プレゼンでの4要素
1.姿や形で印象づける
人の第一印象は5~7秒で決まると言われています。その第一印象を覆すには、数時間腰を据えて話し合わなければならない、とも言われています。
また、「人が相手を判断する時、どこに比重をおいているか」という調べに対し、「表情55%」「音声38%」「会話7%」というデータが存在ます。※メラビアンの法則
自己紹介にあてはめると、話した内容の印象は7%の影響にしかならず、そのほとんどが表情と声の印象で決まってしまうということです。
清潔感が表れるような格好を心がけ、マイナスイメージを与えないようにすることが大切です。髪型を整える、初日くらい綺麗なスーツを着ていくなど、当たり前のことに気をつけて下さい。
また、『人は話は聞いていないが、見ている』と思って下さい。話の内容よりも、話し方や笑顔などを見られているということです。
2.話す内容
姓だけ告げるということは、決して珍しいことではありませんが、必ずフルネームで名前を言って下さい。
自分の趣味や部活動などを話す際は、できるだけ仕事に活きる事=利益に繋がるように話を作りあげましょう。
3.共通点を見つけられる話をする
自己紹介の目的は、自分を覚えてもらうこと。
ヒトは、興味なしにあなたを覚えようとは思いません。アナタの何かに興味を持つから覚えてもらうことができるのです。
従って、話す内容はなるべく『人の共感の得られやすいもの』にすべきです。
例
- 出身地
- 出身校
- 部活動
- 好きなスポーツ
また、ヒトの共感を得られやすいものなどとは別に、『興味を持ってもらえそうな話』をするのも良いと思います。
例
- 好きな名言
- 変わった趣味
- 打ち込んだ趣味
相手が話しやすくなるようなネタや、印象深い話ができれば、自己紹介は成功したと言えます。
4.自己紹介のNG
・声が小さい
・むやみに長い自己紹介
・笑いをたくさん取りにいく
自己紹介まとめ
最初と最後は当たり障りなく、途中に少しオリジナリティを入れる。その流れが基本です。
とくに終わり際は、できるだけ綺麗に爽やかにひきましょう。