話ベタな人が、すこしでも話上手になるためのポイントは、箇条書きにあります。
本来、箇条書きは文章を書く際に使うものですが、トークにも普遍的に使うことが出来ます。
箇条書きで話すべし
話すのが上手でない人には、大きく3つのポイントがあります。
- 結論から話せていない
- 話がまとまっていない
- 何をしてほしいのかわからない
これら全てを箇条書きが解決してくれるんです。
例えば、あなたが飛び込み営業でウォーターサーバーの営業をやっているとしましょう。
本来、あなたの会社のウォーターサーバーを、お客様が導入されている理由は、「初期費用が0円」「業界で一番軽い」「導入実績ナンバーワン」
このようにせっかくまとめられる情報があるにも関わらず、売れない営業マンは回りくどく、長いトークを展開します。
「弊社の商品は、業界では2~3社しか取り入れていない初期費用0円の製品なので、最初は本当にお金がかかりません。一円も払わなくて良いので、損はしません。またボトルもサーバーも同じ商品を取り扱っている他のメーカーよりも断トツに非常に軽いので、ご年配であっても、ボトルを変えるのは楽々にできますので、弊社の商品をつかってくれるケースは多いです。まだ理由がありまして、ご家庭に導入されている実績数もナンバーワンなんです。だから、安心してご利用頂くことができます。その他にも気になることがあればお伝えいたします。良い点ならまだまだありますので。」
とまあ、こんな感じで相手の興味のない話から余計な主張まで、盛りだくさん話してしまいます。
箇条書きトークを意識すれば、
「弊社を選んでいただく理由は3点ございます。1点目が初期費用が0円という点。2点目が、ボトルが業界で最も軽く持ち運びやすいということ。最後の3点目は、ユーザー利用数が最もおおく、皆様にご満足頂けている可能性が高い!という点です。是非ご利用ください」
という風に、相手が自分の頭に落とし込みやすいシンプルな話法に変化させることができます。
また、箇条書き話法を使えば、最初に結論をいう事になるので、「理由は3つあるのか!」という状態で話を聞いてくれる為、記憶に残りやすくなります。さらにジェスチャーを加え、指先を使いながら話すと、より印象強くなれます。
話が相手に上手く伝わらないとお嘆きのかたは、箇条書き話法にチャレンジしてみてください。