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クリティカルシンキングの習得方法【3つの習慣】

様々な思考方法

人が、情報や知識を知恵に変換するための思考過程は、「ロジカルシンキング」「ラテラルシンキング」「クリティカルシンキング」という3つの思考法として分類できます。

思考法の1つである「クリティカルシンキング」は、最も頭が良くなる思考法の1つとして注目されています。

思考法について「ロジカルシンキング」「ラテラルシンキング」「クリティカルシンキング」

クリティカルシンキング(批判的思考)とは

クリティカルシンキングとは、健全な批判的精神を持った客観的思考を指します。

ポジティブに疑う思考法でであり、言われたことをそのまま受け取らない、本質や真実を追求する考え方です。

昨今、TwitterやyoutubeなどSNSパワーによって、間違った情報がかんたんに流布されてしまいます。間違った情報に影響されないよう、クリティカルな考え方をもつことは非常に重要です。

クリティカルシンキングのメリット

本質を見極められる

クリティカルシンキングは、意訳すると批判的思考とよばれます。議題や会話にあがった意見にたいして、「果たしていまの話は本当なのだろうか?」という疑問をもち、客観的なデータや事実をもって疑問を解決します。

客観的に物事を判断しようとする癖ができるため、感情や意見に流されることがありません。

ゴールを疑える

ロジカルシンキングやラテラルシンキングは、手段を建設的に考えたり、正しいプロセス設計を構築するのに最適ですが、クリティカルシンキングはゴール設計に優れています。

議論しようとしているゴールが、そもそもゴールとして正しいのかを建設的に考えられます。

着眼点が増える

クリティカルシンキングでは、あらゆる意見や考え方について疑問を投げかけます。「売りあげを増やすために営業マンを増やす必要がある」という議論が開始されたとします。

  • ・売上を増やすのではなく、利益をあげるべきではないのか
  • ・営業マンを増やすのではなく、ウェブサイト戦略を重視すべきではないか
  • ・既存営業マンへの研修による1人当たり売上を高めるべきではないか

あらゆる批判的思考を張り巡らせることで、もともと想定できなかったアプローチで問題を解決できるようになります。

クリティカルシンキングを身に着ける3つの習慣

具体的に話す

クリティカルに考えられない人は、ものごとを具体化する癖がついていません。まずは言語を具体化することから始めましょう。

  1. 主語を省かない
  2. 述語を省かない
  3. 数字で話す
  4. 「あれ」「それ」「これ」といった指示語、指示代名詞を使わない
  5. 相手にわかるような例を出す

この5つに留意しつつ相手に伝える習慣をつくれば、自然と客観的・具体的な思考が身についてきます。

身近な人に具体的に話すと近道

ビジネスの場以外で友人や恋人、家族に話をする際、漠然と話を進めても「わかってくれる」という安心感を抱いていませんか。

「ちょっと買い物してくるね」と身近な誰かが言った時に、あなたが「ついでに飲み物を買ってきて」と言ったとします。

親しい相手であれば、あなたが好きな飲み物が大体わかっているから、抽象的に言えるかもしれません。こういった場面でも、具体的に話しをしてみましょう。

例えば・・・「メロン味の炭酸飲料を買ってきて。」と具体的に話す癖をつけましょう。「何か」や「何でも良い」というような、思考をストップさせる言葉を使わないだけで、思考力を鍛えることができます。

会話を曖昧にしない

上司:「この前の件、どうなった?」
部下:「あ!はい。今ちょうど良い感じで進んでいます。」
上司:「なるべく急ぎで頼む」
部下:「かしこまりました!」

上司と部下のありがちな会話です。この二人の会話は、わかっている前提で話を進めていますが、お互いに同じ事実を捉えているとは限りません。

  • 「この前の件」は、どの件なのか。
  • 「良い感じで進んでいます」は、どこまで進捗が進んでいるのか。
  • 「急ぎで頼む」は、いつまで(何日の何時まで)に、終わらせないといけないのか。

クリティカルシンキングは、日本語にすると『批判的思考』と言います。クリティカル(批判的)な思考をもち、何気ない会話でも1つ1つツッコミを入れて考える意識を持ちましょう。

事実と意見を混合させない

事実と意見(思い)を分けて話せる、もしくは聞くことができるかはクリティカルシンキングの資質を見極めるうえで圧倒的に重要です。

例えば、「現在の生活はどのくらい幸福か?」と聞かれた人がいるとする。

正確に回答をしようとすれば、「幸福」の定義を行い、過去の幸福度を算定し、現在の幸福度と比較して算出しなければ回答できないはずだ。

ところが、それはとても面倒で難しい。だから多くの人は、脳内で勝手に「いまの自分は気分がいいか?」という質問に置き換え、

「まあまあ幸福です」

などと回答してしまう。これが「ヒューリスティックス」と呼ばれる、脳の働きだ。「事実」と「意見」を区別できていない人は、無意識にこれを行ってしまっている。

 

上の会話の事例では「お客さん、ウチに依頼するか、決めてくれた?」という質問に対して、本来であれば「その場では決めてくれませんでした。金額について「交渉の余地はあるか」と聞かれましたので。ただ、金額の折り合いさえ付けば、残りの課題は解決しているので、受注可能です。」と回答しなければならない。

だが、そのような回答は「考えるのがとても面倒くさい」だから彼は、質問を

「お客さん、ウチに依頼するか、決めてくれた?」から、「受注できるかどう思う?」という質問に勝手に置き換えて、「大丈夫だと思います」という、自分の気持だけを答えたのだ。

これが「事実」と「意見」の切り分けができない人の正体である。

BooKs&Apps なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

事実は客観であり、意見や思いは主観です。この見極めを絶えずできているひとは極めて能力がたかく、クリティカルシンキングが深くできています。

会議や相談の場で「みんなが言っています」「クライアント複数社の意見です」というような発言は、大体が意見(思い)であり、「事実」と「思い」が混合した会話に発展していきます。

本当にそれが事実なのかを追求することで、日常会話や会議中にクリティカルな思考力をアップさせるこができます。

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