ライフハック

「君が代」の意味【子孫繁栄】

君が代の意味

何にでも興味関心を持つのは、めちゃくちゃ大事。日常に潜む当たり前の言葉にも、興味をもって調べていきましょう。

というわけで、幾度となく歌った「君が代」について調べてみました。

【君が代】の誤解

「君が代」は天皇崇拝の軍国主義賛美の歌だと言う人がいますが、まずそんなことはありえません。

初めて「君が代」が世の中にでたのは、平安時代。千年以上前に、「古今和歌集」で、お祝いの歌の代表作として紹介されたのが、「君が代」です。

その後に生み出された「新撰和歌集」や「和漢朗詠集」にも記載があるので、世代を経ても多くの人々に愛された歌であったということがわかります。

歌詞解釈

-----------------------------------------
君が代は 千代に八千代に さざれ石の

巌(イワオ)となりて 苔(コケ)のむすまで
-----------------------------------------

『君が代は』

まず初めに、「君が代」の「きみ」。その「きみ」とは、どういう意味の言葉なのでしょうか。

実は、古代日本語で「き」は男性、「み」は女性をあらわす言葉なのです。日本神話に登場する最初の男女神は、イザナキノミコト「キ」、イザナミノミコト「ミ」。

イザナキ、イザナミ以前の神々は性別がなく、日本の神々で最初に性別を持った神として登場するのが、イザナキ、イザナミです。

二人は出会い、互いの余っているところと、足りないところを合体させて、子を産みます。ここで大切なことが、互いに「余っているところ」と「足りないところ」があった。ということ。

そして、それを共有することで、子ども授けられるということです。成長した二人は、お互いを愛し尊敬し分け合い、子供を授かる。君が代の『君』とは、「愛しあう男女」という意味になります。

『千代に八千代に』

千年、八千年。生まれ変わるくらいの長い年月

『さざれ石の 巌(イワオ)となりて』

「さざれ石」というのは、こんなものです。

さざれ石

正式名称を礫岩(レキガン)と言います。細かな石が長い年月をかけて固まってものですね。「巌(イワオ)」とは、この場合岩石のことを指します。

ひとつひとつは小さな小石でも、大きな力でみんなで団結したら、それは大きな「巌」となる。つまりさざれ石は、固く固く団結しあい、協力しあうことの象徴です。

『苔のむすまで』

苔は永遠に存在するものではなく、その中で新しい生命が­誕生し、古いものが死に土となり徐々に広がりをみせます。 子孫繁栄を示しているのです。

ちなみに、日本の神道の中心にあるのは生むではなく、育てるということ。 苔の生すまでとは、古いものが土となり、新しいものを生み、育て­繁栄しましょうという意味になります。

 

ですから君が代は、

「きみ」=愛し合う男女が、
「代」=時代を越えて
「千代に八千代に」=永遠に千年も万年も、生まれ変わってもなお、
「さざれ石の巌となりて」=結束し協力しあい、団結して
「苔のむすまで」=子を育て繁栄していきましょう。

そんな意味の歌である、ということになります。

-ライフハック

Copyright© 魔法剣乱れ打ち , 2021 All Rights Reserved.