最高な人事制度を構築するサイバーエージェント、その人事制度を創り上げ続けている曽山さんの対談講演がUPされていました。
対談を読んで、共感した事項を抜粋していきます。
成長するひとの共通事項=視点が高いこと
組織のなかで成長する人の共通点は「視点が高い」ということ。しかし、多くのビジネスパーソンはこれに気づいていない。視点は、ほうっておくと自然に下がってしまいます。
たとえば食事や酒の席で誰かがグチや不満をこぼしたとき、それに同調すると視点が下がり、自分自身の成長が阻害されます。※役職が同等以下なら その場では愚痴をあわせてもいいかもしれません。更につまらない喧嘩になるかもしれないからです
視点を高く持ち続けることで、上の仕事を奪えますし、主体的にまわりの仕事の『意味』が見えてきます。さらにプラスアルファの仕事に本気で取り組むと、新しいことを覚える快感も得られるようになります。
視点を高くするために必要なこと
- 物事の判断を自分で決めた、自分に責任があると理解すること
- 自分の考えや実行することを文字に落とす
- 否定的な言動を我慢する
最後に、秋元康さんが、AKB48の「非」選抜メンバーに贈った言葉が感動したので、一部抜粋します。
成功するためには、何が必要か?………運です。
僕はこの38年間、スターと呼ばれる人たちを見て来ました。
僕も何人もプロデュースして来ました。そこで見たものは、運です。どんなに実力があっても、運がないとスターにはなれないのです。
じゃあ、努力をしていても無駄なのか?努力は報われないのか?そんなことはありません。努力は必要です。
言い方を変えれば、努力は成功するための最低条件です。
みんな、必死に努力して、じっと、チャンスの順番を待つしかないのです。
大ベストセラー「もしドラ」を書いた岩崎夏海は、僕について16年後に成功しました。
僕のドライバーをやっている時も、ずっと、小説を書いていたんですよ。
いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい。自分の境遇の悪さだけを嘆いていても始まりません。頑張れとしか言えないんだ。
僕がチャンスを作っているのではありません。僕からのチャンスを待っている間はだめですね。
「私だって選抜に入れば…」「私だってドラマに出れば…」「私だってコマーシャルに出れば…」
それがチャンスだと思っているかもしれませんが、それは違います。選抜も、コマーシャルも、番組も、僕が一人で決めているわけではありません。
最終決定権は僕にありますが、いろいろなスタッフの意見を聞きます。そこに、もっと、いろいろな名前が出て欲しいんですよね。
つまり、小さな努力や運が見えて来ないんです。今の自分にできることを考えなさい。