意思決定速度を高めるために大事な3つのポイント
意思決定スピードを高めるコツを紹介します。
意思決定のスピードを上げる3つのポイント
- 情報のシャワーを浴びる
- 何が目的かを明確にする(何の基準があるのかを定める)
- 場数を踏む
1.情報のシャワーを浴びる
意思決定に大事なポイントは、判断にひつような情報を大量に集めて本質をつかむことです。
質は考えずに、とにかく無数の情報を集めることが大事です。
- 量
- 数字
- 立体的
を意識して情報を拾いにいきましょう。
量について
「量」は既に書いた通り、質を考えずに無作為に情報を拾い続けるということ。
数字について
世の中のいろんな情報について、『分母と分子』をしっかり捉えたうえで数字を捉えましょう。
『大学生の就職数の低下』『少子高齢化による教育業界の市場縮小』というキャッチフレーズがでていたら、分子ではなく分母はどこなのかという観点で情報を解釈してみましょう。
立体的について
「立体的」というのは、多角的に情報を捉えるということです。
例えば『大学生の就職数の低下』という情報を見たら、「どんな人が就活をしていて」「どんな企業を受けている」はもちろん、情報を発信しているメディアの狙いは何なのか、それが世論にどのような影響を与えているのか、という複数の観点で情報を整理しましょう。
2.何が目的か、何の基準があるのか明確にする
意思決定をする前に、判断のポイントとなるのは何か、決めている必要があります。一体何のために議論しているのか、何が基準となって話し合いが必要になったのかを把握しておきましょう。
いつのまにか目的から反れて意思決定されていくこともあるため、目的を常に忘れないように心がけましょう。
3.場数を踏む
少しづつの判断経験が、意思決定スピードを高めていきます。ランチのメニューを決める際、即判断できる人間は判断スピードが高い傾向にあります。
もし、意思決定の権限がない立場にいる場合でも、常に上席の判断と理由を話せるようにしておきましょう。思考した数そのものが、決定を早くする訓練になります。
「正解にすること」こそ大事
意思決定という行動は、だれにとっても怖いものです。正解なんてわからないし、失敗するかもしれません。
実は意思決定自体には、何の意味もありません。大切なのは「決断したことを正解にしていくこと」です。
正解を選ぶのではなく、選んだものを正解にしていくことがマネジメンターとして重要なことです。
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