数字が直接評価につながる営業会社に勤めていれば、入社1年目で役職につくことは珍しいことではありません。
初めて部下をマネジメントする際、様々な壁に直面するでしょう。例えば部下に嘘をつかれる。ごまかしをいれてくるなど...
そもそも何故人間は嘘をつくのか。そしてどうすれば嘘を見破れば良いのでしょうか。
人間がつく12のウソ
心理学では人間は12種類のウソをつくと言われています。嘘のパターンを知っておくと、見破るのも簡単になります。
- 1.予防線:約束を何らかの理由をつけて断るなど、予測されるトラブルなどを未然に防ぐウソ
- 2.合理化:失敗してしまったことを責められたときに持ち出す言い訳
- 3.その場逃れ:ありもしないことをその場しのぎで言ってしまうウソ
- 4.利害:金銭が絡む場で自分が得をする受け答えをするウソ
- 5.甘え:自分を理解してもらいたくてつくウソ
- 6.罪隠し:犯してしまった過ちを隠すウソ
- 7.能力・経歴:相手との関係で自分が優位に立つためにつく自己紹介のウソ
- 8.見栄:自分を良く見せたいという虚栄心からつくウソ
- 9.思いやり:相手を傷つかせないためにつくウソ
- 10.引っかけ:笑ってすまされるようなからかいや冗談のウソ
- 11.勘違い:自分の知識不足や勘違いで結果的にウソになること
- 12.約束破り:意図的ではないが約束を果たせず結果的にウソになること
ウソを見破る方法
実績のない部下はすべて疑う。これに尽きます。
「これは嘘なのかどうか」。そう悩んでしまうのは時間の無駄です。
全て嘘だと思い、嘘だった場合の損害はどうなのかを考える事です。大概の場合は嘘だとわかっていても知らないふりをし、見過ごすことが大切です。部下もその方が気持ちよく仕事できる場面も多いです。