業務に忙殺されて、部下の教育を怠ったり、重要度の高い仕事をこなせなくなってませんか。
忙しいのを言い訳しても仕方有りません。マネージャー自身の自己マネジメントが出来ていないと考えましょう。そして、そんなときは、一度立ち止まって自分の業務を整理することが大切です。
仕事上における「整理」とは、整理整頓ではなく、無駄を省くこと!自己マネジメントで重要な整理術をご紹介。
自己マネジメントの第一歩!仕事の整理整頓
自己マネジメントに重要なことは5つのステップを踏むことです。
- 見える化する
- 何が重要なのかを見つける
- やらないことを決める←一番重要
- フォロワーと話し合い、ルーティンを落とす
- 時間割をつくる
1.見える化する
やれているようでやってないのが、自分のタスクを見える化することです。
「自分の現在の業務」「ときどき発生する業務」「やりたいけれど、やれていなかったこと」などを、全て書き出します。
これをしっかり行うことで、次以降のステップである「何が重要なのかを決める」「やらないことを決める」が軸ブレしなくなります。
2.何が重要なのかを発見する
もろもろ書き出してから行うのが、「重要なこと」の発見です。
自分の業務の中で、何が優先順位高いものなのかを吟味して、チョイスします。
ここに最も時間をかけ、何故重要なのかを説明できるレベルにまでもっていきましょう。
3.やらないことを決める
仕事を効率化するためには、何が無駄なのかを把握することです。
やることを決めるということは、やらないことを決めるということです。
「本当に重要なこと」が決まっていれば、やらないことを決められやすくなります。
4.フォロワーと話し合う
フォロワーとは、自分のことを信頼してくれ、自分も絶対的に信頼できる仲間のことです。
フォロワーとともに、事業のために重要なことは何か、チームにとって必要なことは何か、そしてそれは誰がやるべきなのかを議論します。
自分が考えていたことが正しいかどうかを客観的に確認するとともに、誰に他業務を落とし込むのかまで話し合います。特にルーティン業務は積極的に部下に落とし込みましょう。
5.時間割を作成する
中学生の時、授業の勉強は終わったのに、なぜ大人になった今、仕事が終わらないのか考えたことありますか。
答えは時間割の有無です。いつまでに何をやるのかを、しっかり決めましょう。
整理は誰でも出来る
自己マネジメントは、誰にとっても重要な能力で、管理者以降は必ず習得しなければいけないスキルです。
タスクの整理整頓は、5つのステップに従えば誰にでも出来ます。忙しいことを言い訳にせず、まずは業務の見える化から始めてみましょう。